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遠方で住まいさがしは大変

地方から都会、都会から地方と新年度は多くの方が新天地で活躍します。

 

転勤での部屋探しは企業の肩書がある分、入居審査も通りやすいです。オーソドックスな転勤→部屋探しと異なり、フリーの方は大変な面があります。

 

このページでは都市部から、地方都市で部屋探しを行った経験を元に書いています。

 

便利な三大都市圏を離れて、地方都市に新天地を探す時に立ちはだかるのが部屋探しです。

 

いきなり不動産会社を訪問するのは避けたいもの。特に2月や3月は、通常水曜定休の不動産会社が営業しているほど忙しく、アポなしで訪問しても対応してくれないこともあるようです。

 

そのようなことから、事前に2社にアポイントを取りました。その際よく聞かれたのは、「どうしてこちらに来るのか」ということでした。

 

このあたりの事情はは不動産会社が知りたいというよりも、大家さんが知りたい事のようです。

 

都会から地方都市に行かれる方は、事前に不審に思われない位、納得できる説明を考えておく必要があります。

 

都会から3時間程新幹線に乗ってたどり着きました。荷物があったので先にホテルに預かってもらうことに。

 

荷物と引き換えに番号札を受け取り身軽になってから、初めての街を散策。その際、駅で配布されていた地図が役に立ちました。

 

指定された時間に不動産会社に到着。すでに親子連れのお客さんが2組来店していました。最初に訪問カードを作成。簡単なプロフィールを書いて希望の物件をピックアップしてもらいました。

 

物件に関しては、全ての条件を満たすものを探すのは、とても難しいもの。どうしても譲れない条件と、ここなら妥協しても大丈夫な条件を考えておく必要があります。

 

多くの人の理想は安全性が高く、日当たり良好で、駅から近く、プライバシーが保たれ、静かな環境で、買い物が便利、築浅で賃料は低めだと思われます。

 

しかし、そのような良い物件はなかなか無く、有ったとしても、すぐに他の人に押さえられてしまうはずです。

 

仕事と同じく好条件の物件は居心地が良いので、なかなか公開される事はないのが現状です。

 

実際に見てみたい部屋が3つ有ったので、営業の方に案内してもらいました。
ライフスタイルを一新 遠方での住まいさがし体験
どれも新築で、独特の良い香りが印象的でした。その中で気になる部屋があったのですが、賃料が高くその日は申し込まずにホテルに向かいました。

 

次の日はもう一軒の不動産会社を訪問。事前に気になった物件と営業の方が見つけてくれた3件を内見することに。

 

本命は最後に訪問しました。そのマンションも新築である程度入居が進んでいる事もあり、「今決めないと、決まってしまいますよ」「どこか不満な点はありますか」などの言葉に押され、申し込むことに。

 

しかし、何となく気になる部分(都市ガスでない)があり、結局は申し込みを翌日キャンセルしました。

 

そして、最初に訪問した不動産会社で家賃が高くて迷っていた物件を申し込みました。

 

入居審査は、会社員ではないので、確定申告書の控えと免許証、国保を提出。保証人とは別に、保証会社に加入することが条件。

 

不動産を探している時は選ぶ側でしたが、入居審査ではいきなり選ばれる側に回ります。

 

契約時に必要になるのは、保証人の印鑑証明と入居者の住民票です。この二つは後日郵送でOKなので、地元にもどってから不動産会社に送れば良いそうです。

 

保証料は家賃の50%となっていました。その保証会社は審査が厳格のようで、フリーでの申し込みは厳しそうでした。(入居審査の結果は早い業者で即日、おおよそ3日~7日位で結果はわかります。)

 

結局その物件は縁がなかったと連絡が入りました。やはり、現実は厳しいですね。

 

入居審査も採用面接でも落ちるとがっかりします。違いは入居審査が一度お客として持ち上げられた分、審査NGではつらさが増します。

 

収入が大きなウエイトを占めるのが入居審査で、能力や人柄などが重視されるのが採用面接です。

 

自営業やフリーだと入居審査は通りづらいのは分かっていましたが、この時ほど安定した収入がある会社員の方がうらやましく思ったことはありませんでした。

 

転勤以外で、仕事を辞めて別の場所に住むことは2重の困難を伴います。それが仕事と住まいです。

 

フリーの方は仕事の面では有利なはずですが、部屋探しで入居審査の壁にぶつかります。それでも全く次の仕事が見つかっていない状態よりは、良いのかもしれません。

 

理想は次の仕事がある程度決まった状態(または内定が出た状態)で入居審査に臨むことです。その際はフリーの仕事は副業としてアピールする事もできるようになります。

遠距離での部屋探しをする際のポイント

遠距離での部屋探しをされる方のアドバイスは

  1. 飛び込みで不動産屋さんに訪問しない
  2. 3泊位ビジネスホテルに滞在してじっくり街の雰囲気を確かめる
  3. 本人確認書類(免許証)と保険証は持参する
  4. 慌てて決めない
  5. 初期費用は家賃の5~6カ月分位が目安
  6. 入居審査NGなら気持ちを切り替える

本来なら、マンスリーマンションを借りてじっくりと部屋探しをしたいところでしたが、費用がかかってしまいます。私が利用したのは、ホテルと新幹線の指定席がセットになった個人旅行プランです。

 

この旅行プランなら、往復の通常交通費の金額でホテルと新幹線の指定席料金がまかなえるので助かりました。

 

遠距離の部屋探しはなかなか大変でした。やはりある程度の収入と預金があるに越したことはありません。