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買い物は本来楽しいもの。しかし、食料品を購入している時は、不安に思う事があります。
それは、生鮮食品の値上げだけではありません。震災の時に物流がストップして、買い物棚から多くの商品がなくなった経験が今でも頭に残っているからです。
さらに生鮮売り場で海外からの輸入された作物や果物が多い事にも気が付きました。
国内でも物流がストップする位だから、海外から野菜や果物が届かなくなったら、どうなってしまうのか心配になってしまいました。
最近は、震災でないにもかかわらず、買い物棚が空になる事が多い気がします。
トウモロコシの缶詰、ポテトチップなど原材料の収穫が出来なかったり、製品に必要な量を十分に確保できなくなったりした事が背景にあるようです。
それに加えて、燃料費の高騰やドライバーの人手不足などから、物流経費も以前よりもかかるようになってきているようです。
これに関連して、昔からあるお菓子の有名メーカーが生産・物流拠点を集約して、全国販売を終了し地域限定で販売を続けるとのことです。
加工品を作るには原材料と燃料などが必要です。さらに全国に商品を届けるには、流通網が不可欠です。
残念ながら、現在は色々な逆風で欲しかった商品を手に入れられない事が増えているようです。
もちろん、少子高齢化などで需要自体も落ちてしまったのかもしれません。
ですが、今まで当たり前のように手に入れていた商品がなくなってしまうのは、寂しいし、それ以上に不安になるものです。
家に帰ってどうしたら、この不安を解消できるのかじっくりと考えてみました。
仕事を一生懸命してお金を多く稼ぐのは解決に繋がるでしょうか。NOです。震災時に買物棚が空になってしまっては、お金がいくら手元に有っても、 商品と交換は出来ません。
お金の価値は、多くの商品やサービスと交換できる普遍性にあるからです。交換する物自体が無くなってしまってはどうしようもないのです。
例えば、山で遭難した時に、リュックにお金がたくさんあったとしても、助かる見込みはありません。食料や水と交換出来ないからです。
自宅の庭や貸し農園などを利用して、自分で作物を作るのは解決に繋がるでしょうか。YESです。庭に家族が食べるのに困らないだけ作物を収穫できれば、これほど心強い事はありません。
半農半Xというライフスタイル
半農半Xという言葉をご存知でしょうか。これは、普段の暮らしに必要な食料は「農」で自給し、自分のやりたい仕事は「X(エックス)」の部分で実現するライフスタイルです。
半農半Xなら、複数の仕事をかけもちする必要もなくなります。お給料の大部分を占める食費がなくなれば、かなり自由度が高まるはずです。
庭が狭い方は、近くに貸し農園があるか探してみましょう。現在は種や苗をはじめとして、農機具や栽培に必要な道具が全てセットになっている貸し農園も増えています。
それでも見つからない方や、虫や土に触れるのが苦手な方は、農家の方とコミュニケーションを取って、必要があれば農産物を送ってもらえる体制を普段から作っておくと安心です。
このように、お金は日常が普通に営まれていれば、これほど便利なものはありません。ですが、日常がプツリと途切れてしまうと大変です。
日常と非日常の同時に備えるなら、お金を稼ぐ事と同時に、防災グッズを揃えるだけでなく、自分の力で食料を確保できると安心して生活を営めるはずです。