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時給制の仕事は時間とお金の交換ではない

購入する必要がある商品が近くのスーパーよりも、遠くのスーパーの方が安いことは少なくありません。

 

その際どちらで購入するかは、値段の差だけで判断はできません。もう一つ時間がどの位かかるかも大切な要因になってきます。

 

50円の違いがあるとして、往復30分余計にかかる遠くのスーパーなら、迷うかもしれません。

 

普段時給1000円の仕事をしている方なら、「30分なら500円に相当するから、近くのスーパーで間に合わせるか」と頭の中で損得勘定を行うかもしれません。

 

時給制の仕事は「時間とお金を交換」していると言われることがあります。確かに時給1000円の仕事なら、あなたの貴重な1時間を提供すれば、1000円のお給料が発生するから、ある意味正しいです。

 

しかし、

  1. 通勤時間や支度の時間は考慮されていない
  2. 時間だけではお給料を受け取ることが出来ない

などを考えると、時給は出来るだけ高い必要があります。またボーナスや福利厚生などが充実している仕事でないとなかなか生活が楽にならないものです。

 

それでは先ほど掲載した2点を少し解説してみます。

通勤時間や支度の時間は考慮されていない

毎日の通勤前の支度は男性に比べ、女性は長くかかるものです。支度に1時間、通勤に往復1時間かかるなら、自由に使える時間が無駄になっている計算です。

 

会社はもちろん、支度にはお金を支払うことはありません。一方通勤なら、交通費は支給しても、通勤時間になんらかの対応を行う会社はほとんどありません。

 

支度や通勤時間は会社にとって付加価値を生み出さないからです。

 

このような理由から、支度は出来るだけスピーディーに行い、通勤時間があまりかからない勤務先を見つけるのが得策です。電車通勤なら混雑する方向とは反対方面のエリアに勤務先を探すのも一つの方法です。

 

男性の方で少しでも支度を早めたいなら、毎日の支度の中でなくすことが出来る事と出来ない事を分けて考えると時間を節約できるはず。

 

例えばヒゲ剃りをなくしたいなら、医療レーザーによるヒゲ脱毛を行えば、毎日のヒゲ剃りから解放され、時間に余裕が生まれてくることでしょう。

 

女性の方もムダ毛処理にかかっている時間は美容クリニックなどでムダ毛を処理することができれば、時間の節約につながります。

時間だけではお給料を受け取ることが出来ない

人生は時間の積み重ねです。髪の毛全体が人生だとすると、一本一本の毛髪が1時間に相当するとイメージが湧きやすいかもしれません。

 

年齢を重ねると白髪になったり抜けやすくなったりします。毛髪は再生しますが、時間は一度失うと取り戻せないのが大きな違いです。

 

毛髪1本と1000円と交換するのが、時給1000円に相当すると考えることも出来ます。

 

しかし、時給制の仕事では時間を提供しただけでは、お金が入ってくることはありません。1時間寝転がっていたり、遊んでいたりしたりしてはお金を受け取ることが出来ないのです。

 

一時的に入ってきたとしても、いつかは収入が途絶えてしまうはずです。

 

時給制では、時間に加えて労働が不可欠だからです。労働の中身は様々ですが、なんらかの付加価値を生み出さなければ、会社の外からはお金が入ってこないのが一般的です。

 

ヘアカットのスタッフなら、一時間にどれだけ多くのお客さんのヘアカットを行えるかが勝負になります。

 

1人1000円の低価格としたら、5人のお客さんのヘアカットを行えたら、お店の外から5000円が入ってくる計算です。この外から入ってくるお金が
お給料の元になっているのです。

 

お給料をより多く稼ぐなら、高い付加価値を生み出せるか、速さを極めるかの何れかがカギを握ります。