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あなたや家族は病院で処方されたお薬を飲んだ経験があるはずです。病院で処方される薬を安心して飲めるのは、治験ボランティアの協力が有ったからなのです。
治験の名前をどこかで聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。治験とは治療の試験のことで、新しい薬が多くの人に使われる前に必要な試験のことです。
ある新しい薬が開発されたニュースを知ると、嬉しくなるのはそれによって今まで悩んでいた患者の方が救われると思えるからです。
新しい薬によって、様々な病気から解放されると、今まで出来なかったことが自由に出来るようになるかもしれません。
しかし、新薬が実際に多くの患者さんに投与されるまでには長い年月がかかります。
せっかく新しい薬が開発されたニュースに喜んでいても、実際に多くの患者さんに利用されるまでには、年月がかかってしまうのは、安全性を確保するためです。
また、新薬が開発されて、なにも試験せずに一般の人に利用されたらどうなるでしょうか。
おそらく、人によっては効果よりも副作用の方が多いかもしれません。また年齢や生活環境などによっては効きづらい可能性もあります。
全てのものごとにはコインの裏表のように、メリットとデメリットがあるように新しい薬の良い面が効果なら、悪い面もチェックしなくてはならないのです。
その際に行われる治験に参加してくれている方を治験ボランティアと呼んでいます。
新しい薬が世の中に出回るさいは、多くのボランティアの日々の貢献があるものなのです。
ただし、治験を実施する医療機関は都市部に多く、わざわざ遠くから通うのは時間や交通費がかかってしまいます。身体的、精神的な負担も発生するかもしれません。
治験に参加したい気持ちがこれらの負担によって、萎(な)えてしまったら、新薬の研究開発にかかった長い時間が無駄になってしまうだけでなく、新しい薬を待ち望んでいた患者さんが、糠喜び(ぬかよろこび)で終わってしまいかねません。
そこで治験には、交通費や時間、心や体の負担を軽くするために金銭が支払われます。失った時間は取り戻せないので、それに代わって金銭が支払われるわけです。これを負担軽減費と言います。
ボランティアなのに、お金が支給されるので、アルバイトのように思ってしまうかたもいらっしゃるかもしれません。
ですが、地域の福祉に関するボランティアや災害に遭われた方の生活再建に向けたボランティアでも、交通費などが支給される事も少なくありません。
ボランティアは、働きに関して時給のような仕組みはありませんが、支援に感謝する意味でのお金の支給は日常的に行われていても不思議ではありません。
治験ボランティアは負担軽減費以外にもメリットがあります。
一方デメリットも存在します。
プラセボが処方されるのは、薬を飲んだことによる安心感など気持ちによる体や心の変化を考慮するためのようです。
治験ボランティアは現在、ネットでも見かけることが多くなりました。
色々な治験募集サイトがある中、治験LINKは初めての方にもわかりやすいように、マンガで治験の様子が説明されているのでおすすめです。