就職や転職に成功するとうれしいお祝い金をもらえることがあります。

 

お祝い金の金額に目を奪われると、思わず足元をすくわれることもあるので注意が必要です。

 

最大という文字と一緒にお祝い金が提示されることは多いですね。

 

最大は使われるのに、最小は使われないのは、よりメリットを多く見せたい企業側のおもわくが表れているとも考えられます。

 

お祝い金は一定条件をクリアしてようやく申請でき、適用対象者なら支給されるのが一般的。

 

せっかくお祝い金を楽しみにして、仕事を見つけたのに、最小金額だけしかもらえないのなら、なんだか存した気分になってしまいます。

 

お祝い金に関しては、正社員、非正規で金額が異なるケースが多いものです。そのあたりの注意事項はホームページの下の方に書かれているのでスミズミまで目を通しておくことが不可欠です。

 

お祝い金は医療系や正社員の求人サービスが多く導入しています。

 

アルバイトに採用されるとお祝い金が貰える場合があります。しかしサイト数は限られています。

 

なぜ、お祝い金が貰えるかは、採用する側に立ってみるとわかりやすいです。

 

ある仕事で欠員が出た場合、採用担当者は欠員を補充しなくてはいけません。このご時世、少しでも低コストに人を雇いたいと考えるはずです。

求人方法で思い浮かぶのはハローワークや従来型の折り込み広告です。ネットに強い人事担当者なら、タップ(またはクリック)1つで申し込みや掲載が出来る求人サイトに申し込む可能性が高いです。

 

求人広告を出す場合、求人サイトに掲載を依頼すると当然料金が発生します。

 

今までは１週間掲載して5万円～10万円位が相場でした。この場合、掲載しても人が集まらない可能性があります。

 

その場合、一人も雇うことが出来ないのに、費用として5万円～10万円が発生して、職場の人材不足も解消されません。採用担当者の首筋が寒くなるのがわかるのではないでしょうか。

 

働いている人にとっては、一生懸命働いているのに、アルバイト代が貰えない状態です。

 

このような採用担当者の不安や不満を解消しながら、同時に採用された人にも喜ばれるのが、採用して初めて料金が発生する「採用課金型」や「成功報酬型」と言われるシステムと、お祝い金の組み合わせです。

 

採用課金型（成功報酬型）サイトの場合、採用されるまで費用が発生しないので人事担当者は安心して日常の業務に打ち込めます。社長に呼び出される心配もありません。

 

費用が発生するのは晴れて採用が決まった場合です。

 

多くの企業では採用に関わる予算が大体決まっています。

 

特に効率重視の今のような時代では無駄を出来るだけ省きたいので採用課金型の求人が増えてきている印象です。

 

採用が決まると企業から求人サイト側にお金が支払われます。この成功報酬の一部があなたの採用祝い金として還元される仕組みです。

 

 

仕組みとしてはとてもシンプルですね。人事担当者、サイト運営者、採用が決まった方の３者がハッピーになれる理想的な仕組みです。

 

採用祝い金の注意点はお祝い金を受け取るのには手続きが必要な事とサイトごとにルールが決まっている事、お祝い金を支給しない求人もあることなどです。

 

特に、採用が決まるとお祝い金のことなど忙しくて忘れてしまったり、手続きの案内メールが迷惑メールに仕分けされてしまって、気が付かなかったりするケースが多いようです。

 

この場合は、せっかく採用祝い金を貰える権利がありながら、放棄したことになります。

 

得をするのは、お祝い金が上乗せされた成功報酬を受け取ったのに、お祝い金を支給しなくて済んだ求人サイトになります。

 

モチベーションの高め方の難しさは、やる気の元となる事には旬があるからです。自転車でも最初は力を入れてペダルとこぎますが、ずっと同じ調子でこぐと息切れしてしまいます。

 

仕事の開始時期には、お金がやる気の元になるかもしれません。企業が採用時に報奨金を支払う制度は、この時期の困難を乗り越えるモチベーションを与えてくれる役割もになっています。

 

ただし、お金だけで3年とか5年の長期間モチベーションを維持することは難しいものです。仕事の中にやる気の元を見つけなければ、息切れしてしまいます。

 

どこかでギアのチェンジが必要となるのです。