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桜の開花も厳しい寒さが必要~開花スイッチは冬に入る


桜などの樹木にとって寒い季節は大敵だと思われています。実際は違うようです。

 

秋から冬にかけての寒い季節を経なければ美しい花を咲かせる事は出来ないそうです。

 

そう言えば常夏の熱帯地方などでは桜が咲いたという話は聞きません。

 

桜開花のプロセスは次の通りです。

  1. 夏:葉桜・休眠の準備(来年の開花に備えせっせと花芽を作る)
  2. 秋:休眠状態
  3. 冬:休眠打破(開花スイッチが入る
  4. 早春:開花に向けてのラストスパート
  5. 春:開花(最も注目される)

美しい桜は日本の四季が最も良い環境のようです。桜は春の開花に最も注目が集まります。それ以外の季節は何もしていないわけではありません。

 

来年の開花という重大イベントに備えて半年も前から準備しているのには驚かされます。

 


更に、驚いたのは開花スイッチが冬の寒い季節に入るという事です。私はてっきり春の暖かい季節にスイッチが入るのかと思っていました。

 

実は最も寒い時期に眠りから覚める(休眠打破)との事です。人間の場合も冷たい水で顔を洗うと目が覚めるのでそれと似ていますね。

人生にとっても寒い季節は必要

私たちの暮らしや仕事でも桜開花のプロセスはとても参考になるのではないでしょうか。今成功している方はきっと何年も前から事前の準備を行っていたはずです。

 

樹木には見習うべき点も多いです。生を受けた環境に必死に順応して生きています。

 

樹木は残念ながら環境を選べません。土地や気候が生育に適さない場合には生き残ることが出来ません。

 

しかし人間は環境が悪ければ良くすることも出来ますし、生活の場所を変える事も出来ます。

 

仕事が自分には合っていないのなら良い仕事に巡り合うまで何度でも職場を変える事も出来ます。

一年中暖かい気候では桜が美しく咲かないように、人生にとっても一定期間「寒い季節は」必要なのではないでしょうか。

 

あなたも美しい花を咲かせてください。

 

人間にとって「開花スイッチ」が入るタイミングというのは人それぞれだと思います。ただ【火事場の馬鹿力】という諺にもある通り多くの人にとっては何らかの危機的な状況がそのきっかけとなるのではないでしょうか。

 

人生の3分の1は睡眠時間(休眠状態)とも言われています。

 

なんだかもったいないですね。人生80年としたら、24年間は布団の中という事はあまり考えたくないです。

 

同じように非常時だけでなく「普段からスイッチが入っている状態」ならもっと充実した人生を送れる気がしませんか。

 

成功者は意識的あるいは無意識に自分自身スイッチコントロール出来ているのではないかと考えています。

厳しい野生動物の世界と身の回りの生活

私の家の近くの電柱の配電ボックスの中にスズメが巣を作っています。私は圧力鍋でご飯を炊いています。鍋やしゃもじに付着してしまうご飯は水に浸した後、庭に撒いています。

電柱の一番上に居るのがカラスです。その下にスズメの住まいの配電ボックスが3つ程あります。
配電ボックスを棲家にしているスズメはそれを目当てに良く訪れるのです。

 

昨日カラスが配電ボックスに来て巣に有った卵を持ち去ってしまったようです。その前にもカラスが大きな声で鳴いていて卵のような物を咥えていたので注目していたのです。

 

今回のカラスの行動から前回と今回の少なくとも2回カラスはスズメの卵を持ち去ってしまった可能性があります

 

大きさや力ではもちろんスズメはカラスに敵わないので近くで鳴くのみでした。カラスは満足したのかその後巣を後にしたのです。

 

なんとスズメはカラスの後を追うように飛んで行きました。その後どうなったかは分かりません。せめてもの抵抗だったのだと思います。

 

カラスは非常に頭の良い鳥です。仲間を襲った人間の顔も覚えていて、その家に車が有った場合には上空から石を落して車を凹ましてしまうそうです。

 

近くに居た「つがいのスズメ」を襲って食べる事も可能でしょう。そんなことはしません。

ここからは想像です。卵を産むスズメ迄襲ってしまうと、それ以降卵を結果的に食べられなくなる事を知っているのかもしれません。

 

また頃合を見計らってスズメの巣に卵や雛を奪いに来る可能性があります。

 

本当にカラスには頭に来ます。自分自身はどうする事も出来ませんでした。

私たちが生きている世界と比べてみると

人間もスズメも生活の糧を求めて日々働いています。生死がかかっているという面では野生生物の必死さから学ぶべきものが多いです。

 

人類にも体格差はあります。大人でも多くの場合150センチから190センチの間に収まるはずです。鳥類のように圧倒的な体格差は人間には無いですね。

 

カラスはスズメの10倍位の大きさに見えます。その日の夕方スズメは何事もなかったかのように巣の補修をするのか枯れ枝や草も一緒に運んでいました。

 

人間なら同じようなケースが起きたらしばらくは何も手に付かないはずです。

 

しかしスズメはその日の夕方に次の命のために働いていたようです。本当はカラスに反撃したかったでしょう。やはり本能的に敵う相手でない事は分かっているのでしょう。

 

それよりも、生き残れば、カラスに見つからない場所に新たに巣を作って子孫を残す事は出来るのです。

 

人間の世界でも100%負けると分かっている事は敢えて行わない方が良いことがあります。

 

スズメが電柱の配電ボックスという地上からは15メートル近くに巣をつくらなければいけないのは、ネコなどの外敵から身を守るためです。

 

それでも使える材料は限られているのですから大変です。今の棲家かも電気工事の時に見つかり撤去される可能性もあります。

 

人間はそれに比べたら、遥かに生活が脅かされる事態は少ないと感じます。確かにたいせつな財産を持って行ってしまう人も居ます。

 

それに対する備えはいくらでも可能です。子どもが襲われているのに黙って傍観しているだけという母親はいないはずです。

 

もちろんカラスにも外敵がいないわけではありません。段々生存環境も人間の手によって悪くなっているはずです。

 

ちなみにカラスは鷹が苦手のようです。

 

可愛そうに感じたので餌を与えたくなりました。自然に暮らしているスズメが我が家に頼りすぎると、自分自身で餌を確保する力が無くなってしまうのでグッと我慢しました。

私たちの周りでもお金に困っている人がいます。お金をポンと手渡しても金銭問題は解決しません。

 

本人が仕事をするなり節約するなりして考えや行動を変えない限りお金の問題は解決しないのです。

 

外敵が多いからスズメなどの小鳥は多くの卵を産むことで有名です。多くの卵の1つでも生き延びで命を繋ぐことが出来ればたいせつな命を繋ぐことが出来ます

 

それに比べると私たちの生活はまだまだ安定しています。困ったときは誰かが救いの手を差し伸べてくれます。

 

スズメのように一度に赤ちゃんを多く生まなくても立派に育てる環境が整っています。野生生物は人間よりも遥かに厳しい生存競争を生き抜いています。

 

大きければ有利という事も最近の大企業の不祥事を見ていると必ずしも当てはまらないのではないでしょうか。

 

これからは個人や中小企業の時代かもしれません。コンビニのようなミニスーパーも増えてきました。

 

冷蔵庫もなく食べ物の保存も効かないので毎日餌をもとめて活動しています。今回の出来事は残念ではあります。私もあれこれ悩むことなく日々努力継続しようと思います。